テッリVintageとベネチアンコンテリアの出会い

 

ムラーノコンテリアと

テッリヴィンテージの出会いは

17年程前です。



ベネチア本島からヴァポレットに乗り

ムラーノ島へ渡り

ベネチアンガラスシードビーズの巨匠の

末裔ブルーナ・コスタンティーニが

保存する歴史ある蔵の中に案内され

少しホコリを被った

アンティークの香りがする色とりどりの

シードビーズに出会った瞬間のときめき

は今でも深く心に刻まれています。


そこには彼女の孫祖父の代から手作業で

作り続けられてきた眩い色のシード

ビーズが無造作に埃をかぶりその当時

のまま棚に置かれている状態でした。

事業を始めたばかりで、クオリティーの

高い素材を探していた私達に

彼女はその中からさらに質の良いシード

ビーズを選んで譲ってくれました。


父親の代で生産は終了し

その蔵はその後閉鎖されましたが

彼女との友情はその後も続き

私達はあの日のときめきが成すように

手作業でのシードビーズによる

作品を作り続けています。

それはヴィンテージであるが故の

不規則なサイズを、0.1ミリ単位で

寄り分けていく緻密な作業で

ビザンチンのモザイク芸術の技法と

伝統に従っているようにも思えます。

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