イタリア南北に伸びるアペニン山脈の麓
のボローニャの丘には
セレナイトが切り立った岩壁にむき出していてそのダイナミックさは圧巻です。
600万年前から、ボローニャの丘の白亜
質の硫黄層に存在していました。
なので、３千年も前からのボローニャの
歴史の進化に常に伴ってきました。
今日では中世に造られた
ボローニャの斜塔や歴史的な建物の基部
そして７世紀にビザンチン人が
ロンゴバルド王国となったこの町を保護
するためにセレナイトで建設した
残存する城壁に見ることができます。
セレナイト、乳白色のすりガラスのよう
に半分透き通ったムーンストーンで
亜セレン酸塩であり
その構造は幾何学的に多面的です。
語源は、ギリシャ語の「月」「Selenites」
もしくは、ギリシャ神話に登場する月の
女神「セレーネ」からくるとされます。
教会などでガラスの代わりにも使用され
「聖母マリアのガラス」と呼ばれました。
クリスタルセラピーでは、生命の神聖な
次元との架け橋であるパワーストーンで
７番目のチャクラ、いわゆる「悟り」のチャクラで、非物質的な「向こう側」の
領域に身を置いており、精妙で純一無雑 (じゅんいつむざつ)な高次元の
領域の高い波動を発しています。
セレナイトは、神聖な王国に住む
精霊のような石で、汚れなき美しさを
放って、人間的な賛美が似つかわしく
ない存在でもあり、あなたがこの石の光
を受け取ると決めた瞬間に
高次の光が全身に注がれ、あらゆる不
浄なものを浄化し癒してくれるはずです。
セレナイトは澄んだパワーで
心、体、精神に作用します。
精神を鎮静化させ、内面の静けさと
平和を見つけることができ
感情を安定させ
より柔軟で素直な気持ちに落ち着かせて
くれることによって人間関係を滑らかで
シンプルなものにします。
中世ヨーロッパでは、恋人達が互いに
セレナイトを贈り合い
愛と絆を深める風習もあったそうです。
体にとっては、神経系を強化する必要が
ある人に最適です。体がカルシウムを吸
収するのを助け、骨格系を強化します。
主に夜行性の石であり
平和で安らかな睡眠を促進します。
非常にスピリチュアルな石セレナイトは
顔の横や、デコルテの上に置くと
どこへ行っても負のエネルギーの
浄化剤として機能します。